「フォーチュン誌 世界で最も称賛される企業」のCCO像 調査結果
適切な組織体制作りと経営トップとの協力関係によって
すぐれたCCOは株主価値と企業のレピュテーションの構築に重要な役割を果たす

「最も称賛される企業」はその産業分野におけるレピュテーション評価において最も上位にランキングされ、逆に、「その他の企業」はそのランキングの半分から下に位置づけられるという相関関係があります。今回、ウェーバー・シャンドウィックとスペンサー・スチュワートが共同でおこなったグローバル企業CCO(最高コミュニケーション責任者)を対象とした調査結果も、両者のCCOの間にはじっくりと腰を置いて企業のコミュニケーション課題に取り組む在任期間の長さやCEOとの直接的なコミュニケーションとその頻度において違いがあることが分かりました。

<調査結果(抜粋)>
在任期間
「世界で最も称賛される企業」のCCOの平均在任期間は4年10ヶ月 その他の企業のCCOの平均在任期間は3年5ヶ月

CEO(最高経営責任者)への直接報告
「世界で最も称賛される企業」のCCOの53%がCEOに直接報告 その他の企業のCCOの33%がCEOに直接報告

これからのCCOの成功には、グローバルな専門知識と経験が不可欠 「世界で最も称賛される企業」のCCOの52%が不可欠と回答 「その他の企業」のCCOの41%が不可欠と回答

<調査概要>
ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイドとエグゼクティブサーチ会社のスペンサー・スチュワートが共同で、フォーチュン誌の「グローバル500」にランキングしている企業のCCOを対象に実施。調査は、2007年7月、8月に実施し、141企業のCCOから回答を得ました。
141人のCCOのうち、フォーチュン誌の「世界で最も称賛される企業(World’s Most Admired Companies)」に選ばれている企業と「その他の企業」に分けて、その違いを比較・分析しました(今回掲載しているのはその調査結果の一部です)。

<調査結果の分析>
今回の調査結果について
ウェーバー・シャンドウィックのチーフ・レピュテーション・ストラテジスト レスリー・ゲインズ=ロス博士(Dr. Leslie Gaines-Ross)は次のよう述べています。
「私たちがおこなった調査によって、良い状態にあるときも悪い状態にあるときも、いかにして企業のコミュニケーション機能が企業のレピュテーションを高める重要な原動力となりうるかが明らかになりました。適切な組織体制作りと経営トップとの協力関係によって、すぐれたCCOは株主価値と企業のレピュテーションの構築に重要な役割を果たすことができるのです」
また、スペンサー・スチュワートのコーポレート・コミュニケーションズ・プラクティス・リーダーのジョージ・ジャミソン(George Jamison)は
「目まぐるしく変化するビジネス環境のなかで、CCOはCEOの共同事業者として、あるいは、その企業のレピュテーションの監督と報告の責務を負う最高の立場としてみなされる傾向が強くなっています。また、CCOは無数のステークホルダーと積極的にコミュニケーションする革新的な戦略によってその企業の価値を生み出し、リスクを低減することが期待されています」と述べています。