M&A


企業や事業の買収・売却、合併・統合などいわゆるM&Aは、経営や事業戦略を実現するための主要な経営手段の一つです。日本では1990年代後半から法的な整備が進み、それにともなって件数が増加しています。

企業価値を向上させるための買収・売却、企業分割、企業提携、営業譲渡、事業統合等を成功させるためには、その意図と実現したいビジョンを、関係する全てのステークホルダーに正確に伝えて、理解を深めることが不可欠です。投資家や取引先の誤解や理解不足は、M&Aの目的そのものを危うくします。社員やパートナー企業の反発や離反は、その後の事業の成功に大きな影響を与えます。また、M&Aの企画・計画段階では、適切な情報管理を行っていないと、情報漏えい、間違った情報の伝播や噂によって、計画そのものが頓挫するだけでなく、現在のブランドや企業価値の失墜を招きます。

ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイドは、これまで、国内外企業のM&Aに関わるコミュニケーション戦略を、単独でまたはM&Aコンサルタントともに多数提供して参りました。M&Aを成功させるためには、計画段階から実施、その後の新事業戦略の実現に至るまでの、一貫したコミュニケーション戦略を企画・立案し、実施しなければなりません。

計画段階では、M&A時におけるステークホルダーを特定し、意向・意識調査の結果とM&A計画に基づいて、コミュニケーション戦略の立案、メッセージ開発、実行計画の策定を行います。また、対外発表文、関係者通知文、社員向けビション・ビデオ、ポジショニングペーパー、想定質問などのメディア対応のためのコミュニケーションツールの作成、トップおよび各ステークホルダーの窓口となるスポークス・パーソンのためのマニュアルの整備、記者会見やインタビューなどの模擬トレーニングなどを提供します。また、情報漏えいによる風評や、敵対的買収などでマスコミを利用した情報合戦が双方でヒートアップするような緊急事態においても、迅速かつ的確なコミュニケーション戦略を企画・実施して、事態を収拾します。

M&Aコミュニケーションの実施に当たっては、投資家対策、社内や市場の啓発・意識改革、緊急時対策、異文化間コミュニケーション、コーポレートブランド、コーポレート・レピュテーションの構築など、各分野で経験を積んだエキスパートが、御社の業界、業態、M&Aのタイプに合わせてプロジェクト・チームを結成し、短期から中長期にわたりサポートいたします。また、ロンドン、ニューショーク、東京の金融三極における当社のオフィスと連携して、グローバルなコミュニケーション戦略の実施も可能です。